目次
はじめに
こんにちは!relationのShopify担当、みずきです。
「Shopifyを使ってECサイトを開設したけど、なかなか商品が売れない…」
「集客に力を入れているつもりだけど、アクセスはあるのに購入につながらない…」
そんな悩みを抱えていませんか?
Shopifyは、世界中で利用されている人気のECプラットフォームですが、「ストアを作れば売れる」わけではありません。
実際に成功しているショップは、適切なSEO対策や集客施策、購入率を高める工夫を取り入れています。
本記事では、Shopifyで売れない理由とその改善策を徹底解説!
「アクセスはあるのに売れない」「カゴ落ちが多い」といった課題を抱えている方も、この記事を読めば、売れるストアへの第一歩が見えてくるはずです。
ぜひ最後までチェックして、売上アップのヒントを掴んでください!
Shopifyの基本はこちらの記事をチェック!
Shopifyで商品が売れない理由
Shopifyでストアを開設したものの、「思ったように売れない…」と悩む人は少なくありません。ECサイトはただ作るだけでは売れず、適切な施策を行わなければ集客や売上につなげることは難しいのです。ここでは、Shopifyストアで商品が売れない主な原因を解説します。
①集客不足
Shopifyで売れない原因でもっとも多いのは、「集客が足りていないこと」です。
どれだけ魅力的な商品を扱っていても、ストアを訪れる人が少なければ売上にはつながりません。
主な集客不足の原因として、以下のようなものがあります。
- SEO対策が不十分(検索エンジンからの流入が少ない)
- 広告の運用が適切でない(ターゲットに合った広告が出せていない)
- SNSの活用ができていない(認知度が低く、リーチが広がらない)
- ターゲットユーザーのニーズと合っていない(売りたい商品と求められる商品がずれている)
集客はECサイト運営において最も重要な要素のひとつです。適切なマーケティング戦略を立て、ターゲットに合った流入経路を増やすことが重要になります。
②コンバージョン率が低い
「アクセスはあるけど、なかなか購入につながらない…」という場合は、コンバージョン率(CVR)の低さが原因かもしれません。
コンバージョン率とは、訪問者のうち実際に購入した人の割合を示す指標です。
コンバージョン率が低い主な原因としては、以下のような点が考えられます。
- 商品ページが魅力的でない(写真や説明が不十分)
- 購入までの導線がわかりにくい(カートボタンの位置が目立たない、決済手順が複雑)
- サイトの表示速度が遅い(ページが開くのに時間がかかると離脱しやすい)
- スマホ対応が不十分(モバイルでの閲覧がしにくいと、購入を諦める人が増える)
ECサイトでは、購入までのハードルをできるだけ下げることが大切です。ユーザーがストレスを感じる要素を排除し、スムーズに購入へ進める環境を整えましょう。
③カゴ落ち
「商品をカートに入れたのに、購入されずに離脱される…」という『カゴ落ち』も、Shopifyストアで売上が伸びない要因のひとつです。
ECサイトにおけるカゴ落ち率は60〜80%とも言われており、多くのストアが直面する課題です。カゴ落ちの主な原因として、以下のような点が挙げられます。
- 送料が高い・不明確
- 決済方法が限られている(ユーザーが希望する支払い方法がない)
- 会員登録が必須(購入前に登録を求められると離脱しやすい)
- 最終的な支払額が分かりにくい(税金や手数料が途中で加算される)
- 決済ページがわかりにくい・面倒
カゴ落ちを減らすためには、送料や決済方法を明確にし、スムーズに購入を決定できる導線を作ることが重要です。
また、カゴ落ち対策の一環として「カゴ落ちメール」や「割引クーポンの発行」などの施策を取り入れるのも効果的ですよ。
カゴ落ちについて、詳しくはこちらの記事をチェック!
Shopifyで商品が売れない場合の改善策
Shopifyストアで商品が売れない原因を理解したところで、次は改善策について具体的に解説していきます。適切な施策を実施することで、集客力やコンバージョン率を向上させ、売上アップにつなげることができますよ。
①SEO対策の見直し
Shopifyストアの集客を強化するためには、SEO(検索エンジン最適化)が欠かせません。特に、Google検索からの流入を増やすことで、広告に頼らずに安定した集客が可能になります。
- 適切なキーワードを選定する
→選定したキーワードを、商品タイトル・説明文・URLに含める - タイトルタグ・メタディスクリプションを最適化する
→検索結果に表示されるタイトルと説明文を魅力的に書き、クリック率を上げる - 画像のalt属性を設定する
→Googleの画像検索にも対応し、SEO評価を向上させる - ページ速度を改善する
→画像を圧縮し、不要なアプリを削除することで、ページの読み込み時間を短縮
特に、ShopifyはSEO対策がしやすいプラットフォームなので、基本的な設定をしっかり行うだけでも効果が期待できます。
SEO対策をさらに深く学びたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
②SNSと連携して認知度UP
Shopifyでの販売を成功させるには、SNSの活用も重要な要素になります。
特にInstagramやTikTok、X(旧Twitter)などは視覚的に商品をアピールしやすく、購買につながりやすい媒体です。
- Instagramショッピング機能を活用
→Shopifyと連携して、投稿から直接商品を購入できるようにする - TikTok広告やインフルエンサー施策を活用
→若年層をターゲットに、商品を自然に宣伝 - PinterestやYouTubeでの発信
→画像や動画コンテンツを活用し、商品の魅力を伝える
SNSは単なる発信ツールではなく、「ストアへの流入を増やす集客チャネル」として活用することが大切です。
SNSについては、詳しくはこちらの記事もチェック!
③広告の適切な運用
「SEOやSNSだけでは十分な集客ができない…」という場合、広告の活用も検討しましょう。特にShopifyは、Facebook広告やGoogle広告と相性が良く、効果的なターゲティングが可能です。
広告費用を無駄にしないためにも、データを分析しながら、効果的な運用を続けましょう。
- リターゲティング広告を活用
→一度サイトを訪れたユーザーに対し、再度広告を表示し、購入を促す - Googleショッピング広告を活用
→ユーザーが商品を検索した際に、Google検索やYouTubeの広告枠に画像付きで商品を掲載 - SNS広告の活用
→InstagramやTikTokでターゲット層に適した広告を配信
④商品ページの改善
商品ページが魅力的でなければ、せっかく訪問したユーザーも購入には至りません。商品ページの完成度を上げることは、コンバージョン率の向上に直結します。
商品ページの作り込みによって、売上に大きな差が出るため、しっかりと改善しましょう。
- 高品質な商品画像を使用する
→複数のアングルから撮影し、詳細が分かる画像を掲載 - 具体的な商品説明を書く
→サイズ感・使用シーン・お手入れ方法など、ユーザーの疑問を解消 - 購入ボタンを目立たせる
→迷わずカートに入れられるよう、CTA(購入ボタン)を強調 - レビュー・口コミを掲載する
→実際の購入者の声を掲載し、信頼性を高める
作り込みに欠かせない商品写真のコツはこちらをチェック!
⑤信頼感のあるストアデザイン
ECサイトは「見た目」も重要です。信頼感のあるデザインでなければ、「本当にここで買って大丈夫?」と不安になり、購入をためらうユーザーも少なくありません。
シンプルで見やすく、かつ安心感のあるデザインを心がけましょう。
- デザインを統一し、洗練された印象に
→フォント・カラー・レイアウトを統一し、プロフェッショナルな印象に - 会社情報・お問い合わせページを設置
→運営者情報や連絡先を明記し、信頼性を確保 - 決済方法・送料を明確に表示
→購入直前で迷わないよう、分かりやすく案内する
Shopifyのデザインテーマについては、こちらの記事もチェック!
⑥送料・価格設定の最適化
「送料が高い」「価格が分かりにくい」といった理由で、購入を諦めるユーザーは意外と多いもの。適切な価格設定と送料の見直しを行うことで、カゴ落ちを防ぐことができます。ユーザーにとって納得感のある価格と送料設定を目指しましょう。
- 送料無料ラインを設定
→一定金額以上の購入で送料無料にする(例:5,000円以上で送料無料) - 送料を事前に明記する
→「カートに入れるまで分からない」といった不安を解消 - 競合と比較し、適正価格を設定する
→高すぎると売れにくく、安すぎると利益が出にくいのでバランスを取る
⑦カゴ落ち対策
カゴ落ちを減らすことで売上を大幅に改善できる可能性があります。カートに入れたのに購入されない原因を分析し、対策を行いましょう。
小さな改善でも、購入率を大幅にアップさせることが可能です。
- カゴ落ちメールを送る
→カートに入れたままのユーザーにリマインドメールを送る - 決済手順を簡単にする
→会員登録なしで購入できるゲストチェックアウトを導入 - 決済方法を増やす
→クレジットカード・PayPay・Apple Payなど、多様な決済手段を用意 - 期間限定の割引や特典を用意
→「〇〇時間以内の購入で5%オフ」などの施策を実施
カゴ落ち対策について、こちらの記事でも解説しています!
「なぜ売れないのか原因がよくわからない」
「改善策を誰かに任せてしまいたい…」
そんな方は是非relationにご相談ください!
Shopifyでの売上を伸ばすためのポイント
改善策を実施したら、次は「どうやって売上を伸ばしていくか?」という視点でストアを運営していきます。ここでは、Shopifyでの売上を伸ばすためのポイントをご紹介します!
データ分析を行い、PDCAを回す
ECサイトの運営では、データをもとに施策を改善し続けることが成功のカギとなります。「どこからの流入が多いのか?」「どのページで離脱しているのか?」など、サイトの状況を把握し、問題点を特定しましょう。
データ分析に役立つツール
- Google Analytics(GA4)
→流入元・ユーザーの行動・コンバージョン率などを確認 - Shopifyアナリティクス
→売上・商品ごとのパフォーマンス・カート放棄率を分析 - Googleサーチコンソール
→検索クエリ(ユーザーがどんなキーワードでサイトに訪れたか)を把握
改善の流れ(PDCAサイクル)
- 計測(Plan):アクセス数・コンバージョン率・離脱率などを分析
- 施策の実施(Do):問題点を改善(例:カゴ落ち対策・SEO強化など)
- 効果検証(Check):施策後のデータを分析し、効果を測定
- 改善(Action):さらに改善できるポイントを探し、継続的に最適化
リピーターを増やす施策
新規顧客の獲得だけでなく、「リピーターを増やすこと」も売上向上には欠かせません。既存顧客のリピート購入率を上げることで、安定した売上を確保できます。
リピーター施策をしっかり行うことで、ユーザーのLTV(ライフタイムバリュー)を最大化し、売上の安定につなげましょう!
- メルマガ・LINE公式アカウントの活用
→セール情報や新商品の案内を定期的に配信 - ポイント・会員制度の導入
→購入金額に応じたポイント付与や、リピーター向け特典を提供 - 顧客データを活用したパーソナライズ施策
→「この商品を買った人は、こんな商品も買っています」などのレコメンド - クーポン配布
→購入後のフォローメールで、次回使える割引クーポンを送る
まとめ
Shopifyで売上を伸ばすためには、「集客→コンバージョン率改善→リピーター獲得」の流れを意識した施策が必要です。
まずはSEO対策やSNS連携、広告運用などを活用して集客を強化し、商品ページの改善や信頼感のあるデザインで購入率を高めましょう。
そして、カゴ落ち対策やリピーター施策を行い、継続的に売上を伸ばせる仕組みを構築することが大切です。
また、データ分析を活用して、効果的な施策を継続的に改善することが成功のカギになります。
GoogleアナリティクスやShopifyの分析機能を活用し、PDCAを回しながら最適化していきましょう!
「Shopifyでなかなか売れない…」「ECサイトの集客や運営がうまくいかない…」とお悩みの方は、ぜひrelationにご相談ください!
relationでは、SEO対策を強化したECサイト制作をサポート。サイトリリース後も継続的なSEO対策を行い、検索エンジンからの集客を強化することで、長期的な売上拡大を支援します。
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