こんにちは!relationのリコです!
ホームページからの問い合わせは、企業にとって新規顧客との接点をつくる重要な窓口のひとつです。しかし、ホームページを公開して集客していても、思うように問い合わせ数が伸びないことがあります。
このような悩みを抱えていませんか?
「ホームページを公開しているのに、問い合わせがなかなか増えない」
「アクセスはあるはずなのに、フォームの送信までつながらない」
「どこを改善すればいいのか、自分たちだけでは判断できない」
原因は、単純なアクセス数の不足だけとは限りません。サービス内容の伝わり方、問い合わせまでの導線、フォームの使いやすさなど、複数の要素が関係している可能性があります。
この記事では、
- ホームページから問い合わせが増えない主な原因
- 改善に着手する前にまず確認すべきポイント
- サイト内で問い合わせを増やす具体的な改善方法
- ホームページへの流入を増やして問い合わせにつなげる方法
まで、実務目線で詳しく解説していきます。自社サイトのどこに課題があるのかを整理する参考にしてみてください。
こんな方におすすめの記事です
- 自社のホームページを運用しているが、問い合わせ件数が伸び悩んでいる方
- アクセス数は把握しているが、問い合わせにつながらない原因が分からない方
- デザインやフォームの改善に着手する前に、何を優先すべきか整理したい方
ホームページから問い合わせが増えない主な原因
ホームページからの問い合わせが伸び悩んでいると、原因を「アクセス不足」の一言で片付けてしまいがちです。
しかし実際には、流入経路、サイト内で伝わる情報、問い合わせまでの導線、フォームの使いやすさなど、複数の要素が絡み合っています。
問い合わせが伸びない場合は、こうした要素のどこに課題があるのかを切り分けて考えることが大切です。
まずは代表的な4つの原因を確認し、自社サイトに当てはまるものがないか照らし合わせてみましょう。
ホームページへのアクセスが少ない
そもそもターゲットとなるユーザーが十分にホームページを訪れていなければ、問い合わせにつながる母数自体が不足します。
検索エンジンからの流入、広告による集客、SNSからの誘導——これらのいずれも十分に活用できていない場合は、集客チャネルが限定的だと考えられます。
こうした場合は流入数だけでなく、どの経路からどのようなユーザーが訪れているのかも確認しましょう。検索流入であれば、狙っているキーワードの検索順位だけでなく、そのキーワードの検索意図と自社のサービスが合っているかを確認することが大切です。
狙っているキーワードでの検索順位や、対策しているキーワードがユーザーの検索意図と合っているかどうかも、あわせて確認しておきたいポイントです。
サービスの内容や強みが伝わっていない
ホームページを訪れたユーザーは、限られた時間の中で「自分の悩みを解決してくれる企業なのか」「他社と比べて何が違うのか」を判断しています。
サービス内容の説明が抽象的だったり、対応範囲や実績が具体的に示されていなかったりするケースも見られます。
こうした場合、ユーザーは比較検討の材料を得られないまま、離脱するおそれがあります。料金や導入までの流れなど、ユーザーが検討に必要とする情報が不足している場合も、問い合わせをためらう要因になり得ます。
料金を一律に掲載できないサービスであれば、費用が決まる条件や見積もりまでの流れなど、判断材料となる情報を示す方法もあります。
問い合わせまでの導線に問題がある
サービス内容に興味を持ったユーザーがいても、CTA(問い合わせボタンなど、次の行動を促す要素)が見つけにくいと、離脱してしまう可能性があります。
たとえば、CTAがページ下部にしかなく視認性が低い、関連ページへの移動がしづらい、スマートフォン表示でボタンが押しにくいといった状態が典型的です。
こうしたサイト構造は、せっかく関心を持ったユーザーを問い合わせ直前で取りこぼす原因になるため、導線設計は優先して見直したい確認項目のひとつです。
問い合わせフォームの負担が大きい
問い合わせの直前まで進んだユーザーが離脱する要因の一つとして、フォームの入力負担が考えられます。
入力項目の多さ、必須項目と任意項目の区別のわかりにくさ、エラー発生時に原因が示されない点は、代表的なつまずきポイントです。こうした要素が重なると、入力時のストレスが大きいフォームになりがちです。
フリガナや会社名、住所を都道府県・市区町村・番地で細かく分けて入力させるといった項目も、ユーザーにとっては負担になりやすい部分です。このようなフォームは、あと一歩のところで問い合わせを逃す原因になります。
フォームは問い合わせ獲得における最終関門にあたるため、EFO(エントリーフォーム最適化。入力フォームの離脱を防ぐための改善手法)の視点も取り入れながら、他の要素と同様に見直しの対象として捉える必要があります。
ホームページの問い合わせを増やすためにまず確認すること
原因の見当がついても、いきなりデザインやフォームの変更に着手するのは得策ではありません。
どこに課題があるのかを数値やユーザー行動から切り分けたうえで、優先順位をつけて対応することで、改善の効果を判断しやすくなります。
ここでは、施策を検討する前に確認しておきたい3つのポイントを紹介します。
流入数と流入経路を確認する
まずはアクセス解析ツールなどを使い、検索・広告・SNS・直接アクセスといった経路ごとに、どの程度のユーザーが訪れているかを確認しましょう。
流入数自体が少ない場合は、サイト内の改善よりも先に集客施策を検討する必要があります。
一方、流入数が一定数あるにもかかわらず問い合わせが少ない場合は、流入しているユーザーとサービスの相性や、サイト内の情報、導線、フォームなどをチェックしてみましょう。
問い合わせまでのユーザー行動を確認する
流入経路を確認したら、次はサービスページや事例ページの閲覧状況を見ていきます。
問い合わせページまで到達しているユーザーがどれくらいいるかも、あわせて確認しましょう。特定のページで離脱が目立つ場合は、そのページがユーザーの目的を満たしているのか、次に進んでもらいたいページへの導線が適切かを確認します。
離脱そのものを問題と決めつけず、ページの役割とあわせて判断することが大切です。
ヒートマップツールなどを活用すると、ユーザーがどこまでスクロールしているか、どのボタンがクリックされているかを具体的に把握できます。
問い合わせ数だけで判断しない
問い合わせ件数という結果だけを見ていると、原因を正しく特定できないことがあります。流入数、ページ閲覧数、CTAのクリック率、フォームへの到達率など、問い合わせに至るまでの過程を段階ごとに確認しましょう。
そうすることで、どの工程でユーザーが離脱しているのかが明確になります。この過程を可視化しておくと、改善施策の効果を検証する際にも役立ちます。
ホームページ内で問い合わせを増やす改善方法
流入経路や離脱のポイントが把握できたら、実際にサイト内の改善に取り組みます。
ここでは、アクセスしてくれたユーザーを問い合わせへとつなげるために、優先して見直したい5つのポイントを紹介します。
誰向けのサービスなのかを明確にする
ホームページのファーストビューでは、「誰の、どのような悩みを解決できるサービスなのか」を端的に伝えることが重要です。
ターゲットが曖昧なまま抽象的なキャッチコピーだけを掲載していると、ユーザーは自分に関係のあるサービスかどうかを判断できず、離脱の原因になります。
ターゲットの業種や課題を具体的に言語化し、ファーストビューやサービス説明文の冒頭に盛り込むことで、該当するユーザーの興味を引きやすくなります。
サービス内容・強み・実績を具体的に伝える
抽象的な訴求だけでは、ユーザーは他社との違いを判断できません。
対応範囲、料金の目安、導入事例、実績などを具体的に掲載し、ユーザーが比較検討しやすい情報を整理して提示しましょう。
導入事例を業種や課題別に整理すると、ユーザーが自社と近いケースを探しやすくなり、サービスを比較・検討する際の判断材料になります。
実績を数値で示せる場合は、社内で根拠を確認できる範囲で具体的に記載することも効果的です。
問い合わせ前の不安を解消する
初めて問い合わせをするユーザーは、いくつかの不安を抱えていることがあります。
「どのような流れで進むのか」
「費用はどれくらいかかるのか」
「無理に契約を迫られないか」
といった点です。
依頼から契約までの流れ、対応可能な内容、よくある質問などをあらかじめ掲載しておくと、こうした不安の解消につながります。
資料をダウンロードできるようにしておくのも一つの方法です。問い合わせ前の情報収集段階にいるユーザーとの接点をつくれます。
CTAと問い合わせ導線を見直す
「お問い合わせはこちら」というボタンをただ増やすだけでは、問い合わせ数の向上にはつながりにくいものです。
重要なのは、ユーザーがサービス内容や実績を確認し、相談したいと感じたタイミングで自然にボタンが目に入るようにすることです。
CTAの設置場所や文言、遷移先のページを見直しましょう。
「無料相談を申し込む」
「資料をダウンロードする」
など、問い合わせのハードルに応じて複数の選択肢を用意するのも一つの方法です。
スマートフォンでの閲覧では、画面下部にCTAを固定表示する追従型ボタンを取り入れると、スクロール中もボタンを探す手間を減らせます。
問い合わせフォームを使いやすくする
フォームの入力項目は、業務上必要な範囲にとどめ、必要以上に増やさないようにしましょう。
入力例の表示、エラー箇所の明示、入力の進捗がわかるステップ表示など、操作性を高める工夫を取り入れると、入力時の負担を減らせます。
スマートフォンからの入力しやすさも忘れずに確認し、送信後にどのような流れで対応が進むかを案内しておくと、送信後の不安も和らげられます。
ホームページへの流入を増やして問い合わせにつなげる方法
サイト内をどれだけ改善しても、そもそもの訪問者数が少なければ問い合わせの機会自体が増えません。
ここでは、ターゲットとなるユーザーにホームページを見つけてもらうための代表的な方法を紹介します。
SEOで検索流入を増やす
SEO(検索エンジン最適化)とは、検索エンジンがWebサイトの内容を理解しやすい状態に整え、検索するユーザーに必要な情報を届けやすくするための施策です。
ターゲットが抱える悩みや疑問に沿ったキーワードでコンテンツを作成し、検索エンジン経由でホームページに訪れてもらう流れをつくります。
SEOは広告のようにクリックごとの広告費が発生する施策ではありませんが、コンテンツ制作やサイト改善など継続的な取り組みが必要です。
検索を通じて自社の情報を探しているユーザーとの接点をつくる方法の一つとして、中長期的な視点で取り組みます。
具体的な設計方法や施策の進め方については、以下の記事もあわせてご確認ください。
Web広告で見込み顧客へアプローチする
検索連動型広告やSNS広告などを活用すると、すでに関連する情報を探しているユーザーや、自社のターゲット層に近いユーザーへ直接アプローチできます。
SEOによる集客とは異なり、出稿してから比較的短期間で効果を確認しやすい点が特徴です。
一方で広告費用が発生し続けるため、SEOやコンテンツ施策と組み合わせながら、中長期的な集客とのバランスを検討することが求められます。
SNSやコンテンツからホームページへ誘導する
SNSやオウンドメディアのコラムなどを通じてユーザーとの接点を増やし、興味を持ってくれた人をサービスページや問い合わせページへ誘導する方法もあります。
SNSはホームページに比べて情報が拡散されやすく、これまで接点のなかった層にもリーチできる可能性がある点が特徴です。
SNS運用そのものの具体的な進め方については、以下の記事で詳しく解説しています。
ホームページの問い合わせ改善を進めるポイント
改善策が複数見つかったとしても、思いつく施策を片っ端から実行するのは避けたほうがよいでしょう。
効果を正しく検証しながら進めるために、意識しておきたい3つのポイントを紹介します。
課題の大きい箇所から改善する
すべての課題を同じ優先度で改善する必要はありません。
まずはアクセス不足、サービスページからの離脱、フォーム到達後の離脱など、問い合わせへの影響が大きいと考えられる箇所から優先順位をつけましょう。
すべての課題に同時に手をつけようとすると、対応が中途半端になったり、担当者の負担が大きくなったりする可能性があります。
データに基づいて影響度の大きい箇所を見極め、段階的に取り組むことが効率的な改善につながります。
一度に多くの変更をしすぎない
複数の要素を同時に変更してしまうと、どの施策が成果に影響したのかを判断しづらくなります。仮説を立てたうえで一つずつ検証しながら改善を進めましょう。
そうすることで、効果のあった施策とそうでなかった施策を見分けやすくなり、次の改善にも活かせます。
特にCTAの文言やフォームの項目など、細かい変更ほど影響を切り分けにくいため、段階的な検証が重要です。
公開後も継続して見直す
ホームページは、一度改善を加えれば終わりというものではありません。
ユーザーの検索行動やニーズは時間の経過とともに変化するため、公開後も問い合わせ状況やユーザー行動を定期的に確認しましょう。
コンテンツや導線を継続的に見直していく姿勢が求められます。改善と検証を繰り返すことで、問い合わせ数を長期的に向上させていくことができます。
GA4やSearch Consoleの数字は見えているのに、改善策まで落とし込めない方へ
SENRI-GANなら、GA4・Google Search Consoleのデータをもとに、AIと対話しながらWebサイトの課題や次に取り組む改善施策を整理できます。
ホームページの問い合わせ改善をプロに相談すべきケース
自社である程度の改善を進めても、原因の特定や施策の実行が難しいと感じる場面もあるでしょう。
ここでは、専門家への相談を検討したほうがよいケースを紹介します。
問い合わせが増えない原因を特定できない
アクセス数や問い合わせ件数といったデータは確認できていても、サイト内のどのページや導線に問題があるのかを自社だけで判断するのは容易ではありません。
第三者の客観的な視点でサイト全体を分析してもらうことで、社内では気づきにくかった課題が明らかになる場合があります。
改善しても問い合わせにつながらない
CTAの文言やフォームの項目など、思いつく範囲の施策を実行しても成果に変化が見られない場合があります。
そうした場合は、サイト構造や訴求内容、ターゲット設定、集客方法など、より根本的な部分に課題がある可能性があります。
表面的な修正だけでは解決しないケースもあるため、専門家に相談しながら見直すべき範囲を検討してみましょう。
Webサイトと集客をまとめて改善したい
SEO、広告、コンテンツ、Webデザインなどをそれぞれ個別に検討していると、施策同士の整合性が取れなくなることがあります。
集客からホームページ内の導線、問い合わせまでを一貫した設計で構築したい場合もあるでしょう。
このような場合は、Web制作とマーケティングをまとめて相談できる窓口を活用するのも一つの方法です。
relationでは、Webサイトの制作・改善だけでなく、SEOやWebマーケティングを含め、集客から問い合わせまでを見据えたWeb活用を支援しています。
Webサイトへの流入はあるものの問い合わせにつながらない場合や、集客施策とサイト改善をまとめて見直したい場合は、お気軽にご相談ください。
まとめ
ホームページからの問い合わせを増やすには、単純にアクセス数を増やしたり、問い合わせボタンを目立たせたりするだけでは不十分です。
「自社のターゲットとなるユーザーを適切に集めること」と「訪れたユーザーが安心して問い合わせできる状態をつくること」の両方に取り組む必要があります。
まずは自社サイトの流入経路、サービス内容の伝わり方、問い合わせまでの導線、フォームの使いやすさを一つずつ確認しましょう。
そのうえで、ユーザーがどの段階で離脱しているのかを特定します。課題の大きい箇所から優先順位をつけて改善を進めることが、問い合わせ数の向上につながる近道です。
自社だけでの原因特定や改善が難しいと感じた場合は、専門家への相談も選択肢の一つとして検討してみてください。
株式会社relationでは、問い合わせが増えない原因の分析から、サイト内の導線設計、問い合わせフォームの改善まで一貫してサポートしています。現状の課題整理からでも大丈夫です。まずはお気軽にご相談ください。
