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【2025年版】WordPressの問い合わせフォームプラグインおすすめ2選|簡単設置&導入手順を解説

【2025年版】WordPressの問い合わせフォームプラグインおすすめ2選|簡単設置&導入手順を解説

目次

はじめに

自社サイトをリニューアルしたものの、WordPressの問い合わせフォームをどうやって設置するか悩んでいませんか?

ユーザーからの最初のコンバージョンとして、問い合わせフォームの設置はサイト運営の要とも言えます。しかし、いざ問い合わせフォームを設置しようとすると、こんな悩みに直面しがちです。

  • そもそもどうやって設置すれば良いの?
  • 無料で使えるプラグインでも、保存や自動返信メールなど必要な機能はある?
  • スパムが多いから、Google reCAPTCHAとの連携やセキュリティも気になる

実は、WordPressのテーマには最初から問い合わせフォームが備わっていないことがほとんど。そのため、プラグインの導入が必要不可欠です。そしてWordPressのプラグインなら、専門知識がなくても入力項目の追加や送信内容の管理・保存、セキュリティ強化まで簡単に実現できます。

「WordPressの問い合わせフォームのプラグイン選びで迷いたくない」「すぐにでも問い合わせフォームを設置して運用を始めたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。

この記事はこんな人におすすめです

  • 自社サイトに問い合わせフォームを設置したいが、どのプラグインを選ぶべきか迷っている
  • 自動返信メールやスパム対策など、運用に必要な機能が揃ったものが欲しい
  • HTMLやPHPの知識がなくても、画面操作だけで簡単に作成・管理できる方法が知りたい
  • 過去にプラグイン選びで失敗し、「次こそはスムーズに導入したい」と考えている

WordPressの問い合わせフォーム以外のプラグインについてはこちらの記事もどうぞ!

なぜ問い合わせフォームにプラグインが必要?

WordPressでサイトを作成しても、最初から問い合わせフォームが備わっているわけではありません。しかし、ユーザーとの接点を持ち、ビジネスのチャンスを広げるために問い合わせフォームは不可欠です。

ここでは、なぜWordPressで問い合わせフォームを設置するにはプラグインが必要なのか、その理由を3つのポイントで解説します。

1.問い合わせフォームはテーマに元々備わっていない

多くのWordPressテーマは、デザインやレイアウト機能は豊富でも、問い合わせフォームの機能は初期搭載されていません。

テーマによっては簡易的な「連絡先ウィジェット」が用意されている場合もありますが、これでは入力項目の追加や送信データの保存・管理、自動返信メールなど、必要な機能を満たすことはできません。

2.プラグインならHTML知識が不要で簡単に導入できる

WordPressの問い合わせフォームプラグインを使えば、HTMLやPHPの知識がなくてもフォームを作成・追加・公開できます。

例えば多くのプラグインは、次のようなシンプルな操作でフォームを設置可能です。

  • プラグインをインストールし、管理画面で有効化
  • フォームを作成し、必要な入力項目を選択
  • 完成したフォームのショートコードを固定ページや記事に貼り付けて公開

このプロセスは全てWordPressの管理画面内で完結するため、専門知識がなくても直感的に操作できます。

3.自動返信やスパム対策などの拡張性がある

プラグインを使えば、ただ問い合わせフォームを設置するだけではなく、以下のような拡張機能も簡単に追加できます。

  • 自動返信メールでユーザーへ問い合わせ受付完了を通知
  • 管理者宛の通知メール設定
  • reCAPTCHAなどによるスパム防止

これらの機能は問い合わせフォームを運用する上で必須です。特にスパム対策やデータの保存は、サイト管理者の手間を減らし、大切な顧客情報の管理に役立ちます。

このように、WordPressの問い合わせフォームプラグインを活用することで、フォーム作成から公開、運用管理までを手軽に行える環境が整います。

WordPressの問い合わせフォームに必要な機能とは?

問い合わせフォームは、ただ設置するだけでは十分ではありません。より多くの問い合わせをもらうためには、ユーザーの利便性と管理者の効率性を考慮した機能が求められます。

ここでは、WordPressの問い合わせフォームに必要な基本機能と、さらにあると安心な追加機能について解説します。

基本機能|入力項目の追加、送信、確認・サンクスページ

問い合わせフォームの基本は、ユーザーが迷わず入力できるシンプルな設計です。
主なポイントは以下の通りです。

①入力項目の追加

名前、メールアドレス、電話番号、メッセージ本文など、必要に応じて項目を追加できる柔軟性が重要です。

②送信ボタンとエラー表示

入力不備があれば画面上でエラーを知らせ、正しい情報を送信できる仕組みがあると、問い合わせする側も受ける側も手間が少なくなります。

③確認・サンクスページ

送信前に入力内容を確認するページや、送信完了後のサンクスページはユーザーの安心感につながります。

これらの基本機能が整っていないフォームは、ユーザー体験が悪化し、問い合わせフォームからの離脱につながるリスクがあります。

必須機能|自動返信メール・通知メールの設定

フォームから送信された内容を適切に通知するためのメール設定も、WordPressの問い合わせフォームには必須です。

①自動返信メール

ユーザーが送信後に確認メールを受け取ることで、「問い合わせが正しく届いた」という安心感を得られます。

②管理者向け通知メール

新規問い合わせがあるたびに、管理者へ即時通知する設定により、対応の遅延を防げます。

これらの機能は、自社サイトや自社そのものへの信頼性を高め、迅速な顧客対応につながる重要な機能です。

あると安心|スパム対策(reCAPTCHAなど)

WordPressの問い合わせフォームの注意点は、スパムの標的になりやすいことです。そのため、スパム対策機能があるプラグインを選ぶことが大切です。

①Google reCAPTCHAの連携

ロボットによる大量送信を防ぎます。

②Akismetなどのスパムフィルター

WordPressの定番プラグインで、スパムメールの検出に強みがあります。

スパムが増えると、重要な問い合わせが埋もれてしまう恐れがあり、これらの対策は運用上のリスク軽減に効果的です。

管理・保存機能|送信内容の記録と活用方法

問い合わせ内容をWordPress内に保存し、いつでも管理画面から確認できる機能も便利です。

①送信内容の保存

メールが届かなかった場合でも管理画面で内容を確認できます。

②データ活用

問い合わせ内容を分析し、マーケティング施策やサービス改善に役立てることも可能です。

このように、保存・管理機能は単なるバックアップとしてだけでなく、業務効率化やビジネス成長にも貢献します。

次の章では、これらの機能を備えたおすすめのWordPress問い合わせフォームプラグイン2選を紹介します。どちらも非常に有用なプラグインとなっておりますので、ぜひ参考にしてみてください!

【2025年版】おすすめの問い合わせフォームプラグイン2選

おすすめプラグインその1:Contact Form 7

Contact Form 7

こんな方におすすめ!

  • シンプルに導入したい初心者の方
  • カスタマイズ重視の中上級者の方

 『Contact Form 7』は、WordPressのフォーム作成プラグインとして最も人気が高い定番ツールです。シンプルで使いやすく、初心者でも簡単にフォームを設置できます。
WordPressのフォーム作成が初めての方や、シンプルで確実な機能を求める方に特におすすめです。

  • フォームの作成がシンプルで、初心者でも簡単に導入できる
    お問い合わせフォームを複数設置可能
  • 自動返信メール設定やスパム対策機能も充実
  • 多くのテーマや他のプラグインとの互換性が高い
名称Contact Form 7
URLhttps://ja.wordpress.org/plugins/contact-form-7/

おすすめプラグインその2:Snow Monkey Forms

Snow Monkey Forms

こんな方におすすめ!

  • 直感的な操作で作成したい初心者の方
  • 見た目にもこだわりたい方

 『Snow Monkey Forms』は、直感的な操作でフォームを簡単に作成できる日本製のプラグインです。Gutenbergエディタに完全対応しており、デザイン性の高いフォームを作成できます。
美しいデザイン性と使いやすさを両立させたい方に最適です。

  • ブロックエディタを活用したフォーム作成で直感的に操作可能
  • レスポンシブデザインに完全対応でスマホ表示も最適
  • 日本語インターフェースで設定が簡単
  • フォームの項目追加やレイアウト調整が自由自在
名称Snow Monkey Forms
URLhttps://ja.wordpress.org/plugins/snow-monkey-forms/

比較表でわかる!2つのプラグインの違いと選び方

機能Contact Form 7Snow Monkey Forms
日本語対応⚪︎(公式ドキュメントや解説多数)◎(日本製プラグイン)
入力項目の追加⚪︎(HTMLでカスタマイズ可能)◎(管理画面から簡単に追加可能)
自動返信メール設定⚪︎(基本機能として搭載)⚪︎(基本機能として搭載)
スパム対策⚪︎(reCAPTCHA、Akismet対応)⚪︎(reCAPTCHA対応)
送信内容の保存・管理△(追加プラグインが必要)◎(基本機能として搭載)
初心者向け操作性△(設定にHTML知識が必要な場合あり)◎(コード不要、直感的な操作画面)
無料版の機能範囲◎(ほぼ全機能を無料で利用可能)◎(基本機能は無料で十分対応可能)
拡張性◎(多くの追加プラグインが存在)△(シンプルな運用向け)

選び方のポイント

どちらのWordPressの問い合わせフォームプラグインも高機能で人気ですが、選定時には次のポイントを参考にしてください。

初心者の方やHTMLに不慣れな方

Snow Monkey Forms
直感的な管理画面で、コード編集不要。入力項目の追加や送信内容の保存なども標準搭載で、導入後すぐに運用可能です。

カスタマイズ性や拡張性を重視する方

Contact Form 7
豊富な追加プラグインで機能を拡張できます。特に、大規模サイトや独自デザインのフォーム作成に最適です。

送信内容の保存・管理も重視する場合

Snow Monkey Forms
Contact Form 7の場合はFlamingoの併用が必要です。

導入手順|問い合わせフォームの作成から設置までの流れ

ここからは、実際にWordPressの問い合わせフォームプラグインを使ってフォームを作成・設置する手順を解説します。今回は「Contact Form 7」「Snow Monkey Forms」どちらの場合にも共通する流れを紹介します。

手順1. プラグインのインストールと有効化

  1. WordPressの管理画面にログインし、「プラグイン」>「新規追加」を選択します。
  2. 検索バーに「Contact Form 7」または「Snow Monkey Forms」と入力し、目的のプラグインを検索します。
  3. 「今すぐインストール」をクリックし、インストールが完了したら「有効化」を押します。

インストール後は、管理画面のメニューに「お問い合わせ」または「Forms」の項目が追加されます。

手順2. 問い合わせフォームの作成と入力項目の追加

  1. 管理画面の「お問い合わせ」または「Forms」メニューから「コンタクトフォームを追加」をクリックします。
  2. フォームの名前を設定し、デフォルトの入力項目(名前、メールアドレス、メッセージ)を確認します。
  3. 必要に応じて入力項目の追加(電話番号、チェックボックス、ドロップダウンメニューなど)を行います。

初心者向けプラグインなら、ドラッグ&ドロップで項目の追加が可能です。複雑なHTML編集は不要で、画面上の操作だけで完結します。

手順3. 自動返信メールや通知設定の編集

  1. フォーム作成画面内にある「メール」設定タブを開きます。
  2. 管理者への通知メールの送信先、件名、本文を編集します。
  3. 自動返信メールの設定(Contact Form 7では「メール(2)」)では、ユーザー宛に送信する内容を設定し、送信元アドレスやサンクスメッセージを記載します。

ここで適切な設定をしておくことで、送信後に管理者通知と自動返信メールが確実に届くようになります。

手順4. スパム対策の追加

Contact Form 7の場合

  1. Google reCAPTCHAでサイト登録画面へ行き、実装したいサイトのドメインなど必須項目を入力し、「reCAPTCHA v3」を選択して登録します。
  2. 「サイトキー」と「シークレットキー」が発行されるので、コピーして控えておきます。
  3. WordPress管理画面の「お問い合わせ」>「インテグレーション」からreCAPTCHAのセットアップ画面へ行き、先ほど取得したサイトキーとシークレットキーを入力します。
  4. 保存後、フォームにreCAPTCHAタグを追加します。

Snow Monkey Formsの場合

  1. Google reCAPTCHAでサイト登録画面へ行き、実装したいサイトのドメインなど必須項目を入力し、「reCAPTCHA v3」を選択して登録します。
  2. 「サイトキー」と「シークレットキー」が発行されるので、コピーして控えておきます。
  3. WordPress管理画面のプラグイン設定からSnow Monkey Formsにカーソルを合わせ、表示された「reCAPTCHA」をクリックします。
  4. 先ほど保存したキーを入力して保存します。

これにより、ボットによる自動送信をブロックし、不正なメッセージを大幅に減らすことができます。必要に応じて、Akismetなどのスパムフィルタープラグインと併用するのも効果的です。

WordPressのセキュリティ対策についてはこちらの記事もどうぞ!

手順5. 固定ページに問い合わせフォームを埋め込む

  1. 問い合わせフォームの一覧画面に戻ると、作成したフォームに専用のショートコードが割り当てられています。
  2. このショートコードをコピーし、「固定ページ」または「投稿」の編集画面に移動します。
  3. フォームを設置したい位置にショートコードを貼り付け、ページを保存(公開)します。

これで、サイト訪問者がアクセスできる問い合わせページが完成します。

手順6. 公開前のテスト送信とチェックすべき項目

フォームが設置できたら、以下のポイントを確認するために必ずテスト送信を行いましょう。

  • 入力項目の動作確認(ドロップダウンメニューなど)
  • 送信後のサンクスメッセージやリダイレクトが正しく表示されるか
  • 管理者通知メール・自動返信メールが正確に届くか
  • モバイル端末での表示崩れがないか
  • スパム対策(reCAPTCHA)が正常に動作しているか

このチェックを徹底することで、公開後のトラブルを未然に防げます。

「結局どのプラグインにすべきか決めきれていない」
「ここまで読んだが設定方法がやっぱりよくわからない」

そんな方はぜひrelationへご相談ください!
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よくある失敗とその対策

1.メールが届かない

▼原因

  • サーバーのメール送信設定(PHP mail関数)の不具合
  • メールアドレスの入力ミスやフィルタリングによるブロック
  • プラグイン設定で「送信元メールアドレス」が不適切

▼対策

  • プラグイン設定の「送信元メールアドレス」を、ドメイン内のメールアドレス(例:info@yourdomain.com)に変更する。
  • WP Mail SMTPなどのプラグインを導入し、SMTP経由でメールを送信する設定に切り替える。
  • テスト送信で管理者・ユーザー両方にメールが届くか確認する。

2.スパムが多い

▼原因

  • フォームにスパム対策が設定されていない
  • ボットによる自動送信が集中している

▼対策

  • Google reCAPTCHAをフォームに導入し、ボットによる大量送信をブロックする。
  • さらに強固な対策が必要な場合は、Akismet Anti-Spamなどのスパムフィルタープラグインを併用する。
  • フォームに簡易的な質問(例:「2 + 3 = ?」)を設ける対策も有効。

3.スマホで問い合わせフォームのレイアウトが崩れる

▼原因

  • テーマやプラグインがレスポンシブデザインに非対応
  • カスタムCSSがモバイル表示を阻害している

▼対策

  • レスポンシブ対応のプラグイン(Contact Form 7、Snow Monkey Formsはいずれも対応)を利用する。
  • テーマのスタイルに合わせてフォームを調整し、プレビュー画面でモバイル表示を確認する。
  • 必要に応じてCSSを修正し、幅や余白が正しく表示されるよう調整する。

これらの対策を実施すれば、問い合わせフォームのトラブルを最小限に抑え、安定した運用が可能になります。

行き詰まった際にはぜひ参考にしてみてください。

まとめ

WordPressの問い合わせフォームは、ビジネスにおいてユーザーとの大切な接点です。しかし、テーマには標準搭載されていないため、プラグインの導入が必要不可欠です。

本記事では、初心者の方でも安心して設置・運用できるよう、必要な機能からおすすめのWordPressの問い合わせフォームプラグイン、その導入手順までを解説してきました。

もし「自分で設定するのは不安」「スムーズに設置して運用まで整えたい」とお考えなら、プロに相談するのも一つの方法です。

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この記事を書いた人

野菜

チーフ・フロントエンドエンジニア

野菜

OA系の講師・ヘルプデスクから転身してはや10年の文系エンジニア。relationでは主にサイトのコーディングを担当。過去に携わったサイト数は40件を超える。 最寄りの世界遺産は平和記念公園で、亀と猫に囲まれつつ作業に勤しんでます。