こんにちは、株式会社relationの野菜です!
今回はWordPressのレンタルサーバーについてご紹介します。
WordPressのサイト制作のなかでレンタルサーバーを選ぶ際、
「種類が多くて分からない」
「費用がどれくらいかかるのか、一覧で比較したい」
こんなお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか?
この記事では、WordPressサイトを公開する際におすすめのレンタルサーバーについてご紹介いたします。
比較表もありますので、ぜひ最適なレンタルサーバー選びの参考にしてみてください!
この記事はこんな人におすすめです!
- WordPressでブログやホームページを始めたいが、どのレンタルサーバーを選べばいいか迷っている方
- 比較表を見ながら自分に合ったWordPressのレンタルサーバーを見つけたい方
- 初めてのサイト運営でレンタルサーバー選びに失敗したくない初心者の方
その他、WordPressについてはこちらの記事もどうぞ!
目次
WordPressにおすすめのレンタルサーバー4選
日本国内でよく選ばれているWordPressサイト向けのレンタルサーバーには、以下のようなものがあります。
- Xserver(エックスサーバー)| 国内シェア率が高い
- lolipop!(ロリポップ)| 初心者におすすめ
- Conoha WING(コノハウイング)| 費用を安く抑えられる
- さくらのレンタルサーバ | 老舗運営でコスパ良し
Xserver(エックスサーバー)| 国内シェア率が高い

月額 | 990円~ |
容量 | 500GB(NVMe SSD)~ |
公式サイト | https://www.xserver.ne.jp |
「Xserver」は国内のシェアも高く、管理画面も使いやすくサポートが充実しています。
初心者でも扱いやすい設計になっており、初めてのWordPress運用にも安心です。
安定性や高速性についての評判も良く、SSL証明書の提供やファイアウォールの設定など、Webサイトのセキュリティ対策も充実しています。
ただ月額料金設定は他社に比べやや高価な印象です。
lolipop!(ロリポップ)| 初心者におすすめ

月額 | 99 円〜 |
容量 | 120GB(SSD)~ ※うち「ファイル容量」には別途使用上限がある |
公式サイト | https://lolipop.jp |
「lolipop!」もサポートは充実しており、管理画面はXserverと比べて、より使いやすいかもしれません。
初心者向けの使いやすいサーバーであり、WordPressのインストール機能も提供されています。
スペックについては一部Xserverより劣るところがありますが、価格は格安と言えるレベルです。
Conoha WING(コノハウイング)| 費用を安く抑えられる

月額 | 971円〜(33%OFF) |
容量 | 300GB(SSD)~ |
公式サイト | https://www.conoha.jp/wing |
「Conoha WING」は高性能ですが、その割には安価な料金設定でコストパフォーマンスに優れたサーバーです。
セキュリティ機能も充実しており(強力すぎるという評価もあるようです)、大規模なプロジェクトなどにも対応できるサーバーです。
初心者向けの使いやすさの点ではXserverやlolipop!に少し劣るところもありますが、WordPressのインストール機能についてはこちらも提供されています。
さくらのレンタルサーバ | 老舗運営でコスパ良し

月額 | 500円〜(WordPress可プラン) |
容量 | 300GB(SSD)~ |
公式サイト | https://rs.sakura.ad.jp/ |
「さくらのレンタルサーバ」は日本の老舗で、個人から企業まで対応する豊富なプランが用意されています。
使いやすさの点では若干の慣れを必要とする場合もありますが、WordPressのインストール機能は提供されています。
老舗ならではの運用実績があるため安心して利用でき、問い合わせ対応もスピーディで信頼できます。
WordPressのレンタルサーバー比較表
Xserver | lolipop! | ConoHa WING | さくらのレンタルサーバ | |
月額料金 | 990円〜 | 99円〜 | 971円〜 | 500円〜 |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
WordPress簡単インストール | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ |
表示速度 | ◎(高速) | △(やや遅め) | ◎(国内最速級) | ⚪︎(安定) |
サポート対応 | 電話・メール・チャット | 電話・メール・チャット | 電話・メール・チャット | メール・チャット |
こんな方におすすめ! | 本格運用したい方 | 初心者・個人ブログ運用の方 | コスパ重視・複数サイト運営の方 | 安く長く使いたい方 |
ここまで各レンタルサーバーの特徴や比較表をご紹介してきましたが、
「結局どれを選べばいいのかわからない…」
「契約から設定まで、自分ひとりでは不安…」
「サイト運営も含めて丸ごとサポートしてほしい」
そんな風にお悩みの方は、relationにぜひご相談ください!
WordPressやレンタルサーバーの知識を豊富に持ったスタッフが、あなたにぴったりの構成や運用方法をご提案。サーバー選びからサイト公開・運営まで、しっかりサポートいたします。
初めての方も安心。まずはお気軽にお問い合わせください!
WordPressを導入する際のレンタルサーバー選びのポイント
ご紹介してきた以外にもレンタルサーバーには様々な種類があり、各サーバーごとに様々な特徴があります。
でもこんなにたくさんあると「どこで判断すれば良いの?」とお悩みの方もいるのではないでしょうか?
そんな方のために、次はWordPressを導入する際に適切なレンタルサーバーを選ぶポイントを5つご紹介します!
①サーバーのレンタル価格
WordPressのレンタルサーバーを選ぶ際、最初に気になるのが「月額料金」ではないでしょうか。
レンタルサーバーの料金は、月額500円台の格安プランから1,000円以上の高機能プランまでさまざまです。料金が安いほど魅力的に感じますが、あまりに安すぎるプランは速度や安定性、サポート面で物足りなさを感じることもあります。
値段だけでなく、品質やサービス内容も加味して選択しましょう。
- 初心者や個人ブログ:500〜800円前後のプランがコスパ◎
- ビジネス・複数サイト運営:安定性と機能性を重視し1,000円前後を想定
また、月額料金だけでなく、初期費用の有無や無料キャンペーンの有無もチェックしましょう。
②サーバにWordPressのインストール機能があるかどうか
WordPressで制作したサイトを公開したいのであれば、レンタルサーバーに「WordPress簡単インストール機能」があるかどうかは非常に大きなポイントです。
多くの主要レンタルサーバーでは、管理画面から数クリックでWordPressを自動インストールできる機能が提供されています。
特に初心者の方は、必ずこの「簡単インストール機能」があるかどうかをチェックしましょう!
③処理能力や安定性
WordPressサイトに限った話ではないですが、サーバーのパフォーマンスや安定性は重要です。
Webサイトの読み込み速度が遅いとユーザーの離脱につながりかねませんし、障害などの発生率が高いサーバーは避けたほうが良いでしょう。
特にWordPressはデータベースも使用するため、安定性を保つためには十分な容量も必要です。Webサイトの成長なども考慮して、利用目的に合った適切な容量を選びましょう。
これは契約プランなどによっても変わる場合が多いので、必要に応じてプラン変更できるかどうかも併せて確認してください。
④セキュリティ対策
サーバーのセキュリティ対策が十分かどうかは必ず確認しましょう!
特にSSL証明書の提供やファイアウォールの設定など、セキュリティを確保する機能が備わっているサーバーを選んでください。
いくら料金が安くてもセキュリティ対策が十分でなければ、後からとてつもない被害に繋がります。
不正アクセス検知やバックアップ、定期的にアップデートされているかなども判断材料になるのでチェックしてみてください!
⑤サポート体制
どんなに気をつけていても、サーバーの障害やトラブルはどうしても発生してしまうもの。
いざという時のために、問い合わせ対応などきちんとサポート体制が備わっているかを確認しましょう。
レンタルサーバーにWordPressを導入する手順(Xserver)
レンタルサーバーにWordPressを導入する手順について、ここでは例としてXserverを使用した場合についてご紹介します。
※基本的な流れは他のサーバーでも同様です。
①契約・アカウント情報の受け取り
- 契約したいレンタルサーバーを決めて申し込みが完了すると、登録したメールアドレスにアカウント情報(ID、パスワード、ログインURL)が送られてきます。
②レンタルサーバーの管理画面にログインする
- 送られてきたログインURLにアクセスし、IDとパスワードを入力して管理画面にログインします。
- 管理画面からはさまざまな設定ができるようになっていますが、今回はWordPressをインストールするために、該当の管理画面を開きます。
- 『サーバー管理』を開き、WordPressを設置したいサーバーの『選択する』ボタンを押下してください。
③WordPressをインストールする
- 『サーバー管理』の『WordPress』にある『WordPress簡単インストール』よりインストールを進めます。
- 『ドメイン選択画面』が表示されるので、インストールしたいドメインの『選択する』を押下します。
- 『WordPressインストール』タブを開き、必要事項を入力し『確認画面へ進む』を押下します。
- 内容を確認して問題なければ『インストールする』を押下してください。
- 『完了画面』が表示されればインストール完了です。
- WordPressのログイン情報などが記載されていますので、ログインして確認しましょう。
記載されている情報は必要に応じて保存しておいてください。
※ドメインとは、「インターネット上の住所」のことで、特定のウェブサイトや電子メールアドレスを識別するための情報です。具体的には、ドメインはウェブサイトのURLやメールアドレスの一部を構成しています。
レンタルサーバーが提供する初期ドメイン以外に、別途ドメインを取得して設定することもできますので、必要に応じてあらかじめ設定しておいてください。
参考)WordPressインストールの各サーバマニュアル
Xserver:https://www.xserver.ne.jp/manual/man_install_auto_word.php
lolipop!:https://lolipop.jp/manual/user/applications-wordpress/
Conoha WING:https://www.conoha.jp/wing/function/wp_setup/
さくらのレンタルサーバ:https://help.sakura.ad.jp/rs/2161/
WordPressのレンタルサーバーでよくある質問と回答
Q1.WordPressを使うには必ずレンタルサーバーが必要ですか?
A. はい、基本的には必要です。
WordPressを独自ドメインで運用する場合、レンタルサーバーの契約は必須です。WordPressは「自分で設置・管理するCMS(コンテンツ管理システム)」なので、そのデータをインターネット上に公開するための「場所」としてレンタルサーバーが必要になります。
なお、「WordPress.com」のようなクラウド型サービスもありますが、自由なカスタマイズや収益化には制限があります。本格的にサイト運営をしたい方には、レンタルサーバー+WordPressの構成が最適です。
Q2.どのレンタルサーバーを選べばWordPressに最適ですか?
A. 「価格」「表示速度」「安定性」「サポート」のバランスで選ぶのがポイントです。
WordPressに対応したレンタルサーバーは多くありますが、代表的なものは以下の通りです。
- Xserver(エックスサーバー):国内シェアNo.1で高速&高安定。迷ったらこれ。
- ConoHa WING:コスパ重視の方に人気。速度も非常に高速。
- ロリポップ!:月額99円〜と安価で初心者向き。
- さくらのレンタルサーバ:老舗の安心感が魅力。低価格で始められる。
本記事内の比較表も参考に、自分の目的や予算に合ったサーバーを選びましょう。
Q3.WordPressのインストールって難しいですか?
A. 多くのサーバーで「WordPress簡単インストール機能」があり、初心者でも安心です。
現在ほとんどのレンタルサーバーでは、管理画面上で数クリックするだけでWordPressを自動インストールできる機能が用意されています。
技術的な知識がなくても、ドメイン設定・SSL設定・WordPressインストールまでをスムーズに進められるので、初めてでも10〜15分ほどでブログやサイトを公開できます。
Q4.月額料金はいくらくらいが目安ですか?
A. サーバーやプランによって異なりますが、個人でのWordPressサイト運用なら月額500〜1,000円程度が一般的です。
各レンタルサーバーの価格レンジは以下の通りです。
- Xserver(エックスサーバー):990円〜3,960円
- ロリポップ!:99円〜2,200円
- ConoHa WING:971円〜4,719円
- さくらのレンタルサーバ:500円〜3,850円
※料金は税込・プラン・キャンペーン等により変動します。
最安値だけでなく、機能や安定性、バックアップの有無などもあわせて比較することが大切です。
Q5.契約後に別のサーバーに引っ越すことはできますか?
A. はい、可能です。
WordPressは「引っ越し(サーバー移行)」ができる仕組みになっています。引っ越しには主に以下の方法があります。
- サーバー会社の「WordPress移行ツール」を使う(簡単・安全)
- プラグイン(All-in-One WP Migrationなど)を使って自力で移行
- 専門業者やサーバー会社の移行代行サービスを利用
特に初心者の方は、移行サポートがあるサーバーを選ぶと安心です。最初から長く使える信頼性のあるサーバーを選ぶことも、WordPressレンタルサーバー選びで失敗しないポイントです。
まとめ
レンタルサーバーは、Webサイトの運営に必要不可欠!
適切なサーバーを選ぶことで、Webサイトの安定性やセキュリティを確保し、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。
性能や安定性、セキュリティ対策、サポート体制などをしっかりと検討して運用するサイトのニーズや予算に合ったレンタルサーバーを選んでみてくださいね!
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