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【Shopifyの決済方法】それぞれの手数料や選び方まで解説!

こんにちは!

Shopifyでオンラインショップを始めるなら「どんな支払い方法が使えるの?」といった部分は気になるポイントですよね。ユーザーにスムーズな支払いをしてもらうためには、適切な決済方法を選ぶことがとても重要です。

Shopifyでは、クレジットカードやスマホ決済、さらにコンビニ支払いなど、さまざまな方法を利用できます。
ただ、これだけ選択肢が多いと「どれを選べばいいんだろう?」と迷うこともありますよね。

この記事ではShopifyで利用できる決済方法をわかりやすくまとめました。
それぞれの特徴や手数料、選び方のポイントまでしっかり解説しているので、あなたのショップにぴったりな決済方法がきっと見つかります!

Shopifyとは?

Shopify(ショッピファイ)は誰でも簡単にオンラインショップを作れるECサイト構築プラットフォーム。直感的な操作性と豊富な機能が特徴で、世界175カ国以上で利用されています。

商品登録やデザインのカスタマイズ、多彩な決済方法の設定などが一つのプラットフォームで完結。初心者から規模拡大を目指す方まで幅広く対応しています。

Shopifyについて詳しくはこちらの記事もチェック!

Shopifyで利用可能な決済方法

クレジットカード決済

オンラインショッピングを利用する際の定番の決済方法です。
Shopify Paymentsでは、Visa、Mastercard、American Express、JCB、Discover、Diners Clubなど、主要なカードブランドに対応でき、国内外の幅広い顧客層に対応可能です。
決済手数料は、プランごとに異なります。(2025年2月時点の日本国内での手数料です。最新の手数料については公式ページをご確認ください)

プラン国内発行カード手数料海外発行カード手数料
Basic3.55%3.9%
Shopify3.4%3.85%
Advanced3.25%3.8%
Plus2.9%3.75%

外部決済サービスを利用してクレジットカード決済を導入することも可能です。
この場合、それぞれのサービスの利用料のほかに、Shopifyが設定する取引手数料がプランごとに発生します。
手数料は変更される可能性があるため、最新情報はShopify公式ページをご確認ください。

利用できる外部決済サービス
PayPal・KOMOJU・SBペイメントサービス(SBPS)・GMOペイメントゲートウェイ・GMOイプシロン・ウェルネット マルチペイメントサービス

外部サービス取引手数料
Basic 2.0%、Shopify 1.0%、Advanced 0.6%、Plus 0.2%

越境ECでショップを海外展開する場合は、一部の国や地域で利用できない場合があるため、進出予定地域の対応状況を事前に確認することが大切です。

越境ECについてはこちらの記事もチェック!

Apple Pay と Google Pay

Apple PayとGoogle Payは、スマートフォンやタブレットで利用できる非接触型決済サービスです。
ユーザーは事前に登録したクレジットカード情報を利用し、スムーズに支払いを完了できます。
どちらもShopify Paymentsを通じて簡単に導入可能です。

外部サービス取引手数料
無料(Shopify Payments利用)

決済手数料
Shopify Paymentsのクレジットカード決済手数料が適用されます。

Shop Pay

Shop PayはShopifyが提供する独自の高速チェックアウトサービス。
この機能を導入することで、顧客情報を保存できるため、次回以降の購入時に入力の手間を省くことができます。
Shopify Paymentsを通じて簡単に導入可能で、利用料もかかりません。

外部サービス取引手数料
無料(Shopify Payments利用)

決済手数料
Shopify Paymentsのクレジットカード決済手数料が適用されます。

PayPal

PayPalは世界中で広く利用されているオンライン決済サービスで、特に海外顧客に強い信頼を持つ決済方法です。クレジットカードや銀行口座をPayPalアカウントにリンクさせることで、スムーズかつ安全に支払いを完了することができます。
越境ECを考えているショップではぜひ導入したい決済方法ですね!

外部決済サービス
PayPal

決済手数料
PayPalの決済手数料が適用されます。
最新の手数料はPayPal公式サイトを確認してください。

コンビニ決済

コンビニ決済は日本国内で非常に人気のある支払い方法。
クレジットカードを持っていない場合や現金払いを希望する場合にも対応できるため、幅広いユーザー層にアプローチできます。ローソン、ファミリーマート、セブンイレブンなどの主要なコンビニエンスストアが利用可能です。

外部決済サービス
KOMOJU・SBペイメントサービス(SBPS)・GMOイプシロン・ウェルネット マルチペイメントサービス

決済手数料
各外部決済サービスの決済手数料が適用されます。

銀行振込

銀行振込はユーザーが指定の銀行口座に直接支払いを行う形式であるため、信頼性の高い決済方法として利用されています。
クレジットカードを利用しないユーザーにも対応できるため、決済方法の選択肢を広げることが可能です。また、直接的な支払い方法なので、取引の透明性が確保される点でも評価されています。

手数料は振込時にユーザー側が負担するケースが一般的ですが、利用する外部決済サービスや銀行によって異なります。

外部決済サービス
KOMOJU・ペイジェント・ウェルネット マルチペイメントサービス

決済手数料
各外部決済サービスや銀行の決済手数料が適用されます。

電子マネー決済

電子マネー決済は交通系ICカードやプリペイドカードなどを活用したキャッシュレスな支払い方法で、スピーディーかつ簡単に利用できる点が特徴です。楽天Edy、モバイルSuica、iD、QUICPayなどが利用できます。

外部決済サービス
KOMOJU・SBペイメントサービス(SBPS)・GMOペイメントゲートウェイ

決済手数料
各外部決済サービスの決済手数料が適用されます。

QRコード決済

QRコード決済はスマートフォンを利用して簡単に支払いができるキャッシュレス決済方法。
QRコードスキャンやアプリで簡単に支払いを行うことができ、PayPayやLINE Pay、楽天ペイといったサービスが利用できます

外部決済サービス
KOMOJU・SBペイメントサービス(SBPS)・GMOペイメントゲートウェイ

決済手数料
各外部決済サービスの決済手数料が適用されます。

後払い(あと払い)

後払い(あと払い)は商品を受け取った後に支払いを行う決済方法。この形式の決済は、購入時に即時の支払いが不要であるため、ユーザーに安心感を提供します。クレジットカードを利用しないユーザーにも適しており、幅広い層にアプローチできます。

Shopifyで後払い決済を導入することで、購入のハードルを下げ、コンバージョン率の向上が期待できます。分割払いに対応しているサービスもあるため、特に高額商品の場合、後払いを選択するユーザーが多い傾向があります。

外部決済サービス
NP後払い・atone・後払い.com

決済手数料
各外部決済サービスの決済手数料が適用されます。

キャリア決済

キャリア決済は、携帯電話の料金と一緒に商品代金を支払うことができる便利な決済方法です。この形式の決済は、クレジットカードを持たないユーザーや手軽な決済方法を求める若年層に特に人気があります。

支払いが携帯電話料金に統合されるため、決済内容をユーザーが管理しやすく、手続きも簡単です。

外部決済サービス
KOMOJU・docomo digital・GMOイプシロン

決済手数料
各外部決済サービスの決済手数料が適用されます。

代引き決済(代金引換)

代引き決済(代金引換)は、商品を受け取る際に代金を支払う決済方法です。
クレジットカードや銀行振込を利用しないユーザーにも対応でき、幅広い層へのアプローチが可能になります。ユーザーにとっては、商品が手元に届いた際に直接支払いを行うため安心感があり、特に初めての購入時に好まれるケースが多いです。
また、ショップにとっては、商品の発送と同時に代金回収ができるため、未回収リスクが軽減されるメリットもあります。

ただし、Shopifyの標準機能では、代金引換の決済方法が直接組み込まれていません。別途プラグインを導入するか、代引き対応可能な決済代行サービスを利用する必要があります。
代引き手数料の設定は手動で行う必要があるため、商品ページやFAQに明記するとよいでしょう。

外部決済サービス
KOMOJU・docomo digital・GMOイプシロン

決済手数料
各外部決済サービス、運送会社の手数料に基づきます。

決済方法を選ぶ際のポイント

ユーザーのニーズに合わせる

決済方法を選定する際に最も重要なのは、ターゲットユーザーのニーズを正確に理解することです。
ショップを訪れるユーザーが安心して利用できる支払い方法を選ぶことで、購入意欲を高めることができます。

  • 若年層向け:QRコード決済(PayPay・楽天Pay)
  • 高額商品:銀行振込・クレジットカード決済
  • 日本市場:コンビニ決済・後払いを導入 など

手数料とコストのバランスを確認する

各決済方法には、それぞれ異なる手数料が設定されています。これらのコストを正確に計算し、自社に合った方法を選ぶことが重要です。
単に手数料が低い方法を選ぶのではなく、サービスの信頼性やユーザーの利便性とのバランスを考慮することが成功のカギといえます。

  • Shopify Paymentsの手数料はプランごとに異なるため、総コストを計算
  • 外部決済を利用する場合は、Shopifyの取引手数料も考慮

導入のしやすさをチェック

決済方法を選ぶときは、導入のしやすさや運用中の使いやすさをしっかりと考慮することが大切です。
例えば、Shopify Paymentsはストアとの統合がスムーズに行えるため、設定や管理が非常に簡単に行えます。手数料も各カードブランドの決済手数料のみなので、運用にかかる時間やコストを削減しながら、便利な決済方法を導入できます。

一方で、外部決済サービスを利用する場合、Shopifyでの利用料や各種契約手続き、システム連携が必要で、場合によっては利用までに時間がかかることもあるでしょう。
また、運営中にトラブルが発生した際のサポート体制や対応のスピードも重要なポイント。信頼性の高いサポートが受けられる環境を整えることで、ショップ運営をスムーズに行えるようになります。

まとめ

いかがでしたか?

Shopifyでは、様々な決済方法をショップに導入することができます。
ショップに決済方法を導入する際は、それぞれの決済方法の特徴やユーザーのニーズ、運営方針に応じて最適なものを選ぶことが大切!
手数料や導入のしやすさ、サポート体制などを総合的に考慮し、ショップに合った方法を選びましょう!

とはいえ、「どの決済方法を選ぶべきかわからない」「もっと具体的なアドバイスが欲しい」とお悩みの方も多いはず。

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この記事を書いた人

みえこ

マネージャー・プロデューサー

みえこ

読書や犬との時間を楽しむことが趣味なシングルマザーが、一転この業界へ。
過去に、空回りの鉄人との異名があった。
倒れない強さはないけど、起き上る力はピカイチなrelationのデザインチームマネージャーです。
資格:上級ウェブ解析士、SNSマネージャー